MaaSシンポジウム in 浜松 地方都市におけるMaaSの今後の展望 ~日本・世界のMaaS最新動向~ MaaSシンポジウム in 浜松 地方都市におけるMaaSの今後の展望 ~日本・世界のMaaS最新動向~

2月18日(火)に、遠州鉄道・小田急電鉄共同開催の「MaaSシンポジウムin浜松」を静岡県浜松市の「えんてつホール」にて開催しました。
全国から約350名が来場され、そのうち約半数は、静岡県外の東京・神奈川をはじめとした首都圏や全国の地方都市からの来場で、「MaaS」への注目度の高さを感じました。また、さまざまな業界・業種の事業者の方々や学生など幅広い層の方にご来場いただきました。
  • 基調講演/特別講演

    「日本版MaaSの推進に向けて」

    国土交通省 総合政策局
    モビリティサービス推進課長
    重田 裕彦 氏

    重田氏からは、「日本型MaaSの推進と地域公共交通のイノベーション」をテーマとして、地域公共交通の現状と課題、国土交通省としての取組み、地域公共交通活性化再生法の改正案などについて、ご講演いただきました。

    重田 裕彦 氏
    重田 裕彦 氏

    「MaaSの現在と未来~世界の潮流と日本版MaaS~」

    一般財団法人計量計画研究所
    理事兼研究本部企画戦略部長
    牧村 和彦 氏

    牧村氏からは、日本や世界のMaaSの事例紹介を交え、MaaSの本質や基本構造・未来の可能性について、ご講演いただきました。

    牧村 和彦 氏
    牧村 和彦 氏
  • 取組紹介

    「地方交通事業者がMaaSに取り組む理由」

    遠州鉄道株式会社
    代表取締役社長
    斉藤 薫 氏

    斉藤氏からは、これまでの遠鉄グループの運輸事業を中心とした取り組みを交え、地方都市の課題やMaaSに取り組んだきっかけ、MaaSアプリ「EMot(エモット)」活用の狙い、MaaSに取り組む意義などについて、ご講演いただきました。

    斉藤 薫 氏
    斉藤 薫 氏

    「小田急が考えるMaaSとは」

    小田急電鉄株式会社 経営戦略部
    次世代モビリティチーム統括リーダー
    西村 潤也 氏

    西村氏からは、小田急電鉄の提供するMaaSアプリ「EMot(エモット)」や、オープンな共通データ基盤である「MaaS Japan」を活用している実証実験の紹介をはじめ、小田急電鉄の考えるMaaSについて、ご講演いただきました。

    西村 潤也 氏
    西村 潤也 氏

    「高松から発信する日本版MaaSの取組」

    高松市 交通政策課 課長補佐伊賀 大介 氏

    伊賀氏からは、高松市の人口・公共交通など現状と課題をご紹介いただきながら、現在、高松市で取り組んでいる「公共交通ネットワークの再構築など“高松モデル”のまちづくり」について、ご講演いただきました。

    伊賀 大介 氏
    伊賀 大介 氏
  • パネルディスカッション

    パネルディスカッションでは、鉄道会社の取組や魅力について取材・執筆活動を行う中で地方鉄道の持つ可能性にも関心をもつ作家・エッセイストの茶木環(ちゃきたまき)氏の進行のもと、高松市の伊賀氏、小田急電鉄の西村氏、遠州鉄道の野村氏が、MaaSの取り組みに必要な連携のあり方やデータ活用などについて、積極的なディスカッションがなされました。

    パネルディスカッション

    作家・エッセイスト
    茶木環 氏

    パネルディスカッション

    高松市
    伊賀 大介 氏

    パネルディスカッション

    小田急電鉄
    西村 潤也 氏

    パネルディスカッション

    遠州鉄道
    野村 和徳 氏

    パネルディスカッション
    パネルディスカッション
  • 交流会

    シンポジウム終了後には希望者による交流会の場が設けられ、時間一杯までMaaSに関する情報交換・意見交換がなされました。
    交流会
    交流会
    交流会
    交流会