花開く消費社会の多様なニーズに応える 1973(昭和48)年~2003(平成15)年 花開く消費社会の多様なニーズに応える
1973(昭和48)年~2003(平成15)年

遠鉄グループ
70年の歴史
1943年 - 1973年 1973年 - 2003年 2003年 - 現在

1973(昭和48)年 - 1986(昭和61)年

多角化へ活発な事業展開

遠鉄グループは1973(昭和48)年に創立30周年を迎え、オイルショックも全社一丸で乗り切りました。鉄道事業として特筆するべきは、鉄道の高架化です。1980(昭和55)年に工事に着手、1985(昭和60)年に新浜松駅~助信駅間2.6kmの高架化が完成しました。1983(昭和58)年には、車両デザインを従来の赤から鮮やかなスパニッシュレッドに一新しました。また、1982(昭和57)年には国鉄浜松駅北口広場に、1日の発着数が全国一のスケールとなるバスターミナルが完成しています。観光バス事業ではバンビツアーがさらに躍進、多様化する旅行形態に対応した多彩な企画(航空機利用ツアー、ホワイトバンビスキーツアーなど)で、若い顧客層の開拓が進みました。また、遠鉄商事から遠鉄トラベルへの社名変更(1974年)、遠鉄ストア設立(1973年)による流通業進出や、1981(昭和56)年のホテルコンコルド開業による都市ホテル業進出など、活発な事業展開も行われました。

高架上を走る電車

高架上を走る電車

浜松バスターミナル完成(1982年)

浜松バスターミナル完成(1982年)

1986(昭和61)年 - 1993(平成5)年

総合生活産業を目指して

1985(昭和60)年度末、遠鉄グループは総売上約845億円、従業員数約5,000人という規模に達しました。同時に、運輸中心の企業から、地域の「総合生活産業」へと脱皮することを今後の方針としました。1988(昭和63)年に遠鉄百貨店を開業、念願だった百貨店事業への進出を果たしました。また1990(平成2)年には、浜松市と協力した多目的ビル「フォルテ」が完成、本社移転も行っています。増加する鉄道乗客のために1987(昭和62)年に新浜松駅にエスカレーターを設置したり、1986(昭和61)年に県下初のバスロケーションシステムを導入するなど、利用客へのサービス向上施策を次々に実行しました。その他、総合生活産業として、初の自社設計の建売住宅販売(1988年)、純和風高級旅館「ホテル九重」の開業(1987年)、トヨタレンタリース浜松設立(1990年)などの新機軸も相次ぎました。

遠鉄百貨店オープニングイベント(1988年)

遠鉄百貨店オープニングイベント(1988年)

フォルテ完成(1990年)

フォルテ完成(1990年)

1993(平成5)年 - 2003(平成15)年

お客様に寄り添いつつ専門化

平成不況の時勢の中、遠鉄グループは「お客様第一主義」を掲げ、お客様に寄り添う姿勢をさらに強化することに努めました。地域とともに歩む鉄道事業を営む企業グループとして、利便性や信頼性の向上につなげるため、CTC(列車集中制御装置)の更新などの設備投資、ETカード(磁気式プリペイドカード)の普及を進めました。不動産事業も大きく伸長、1999(平成11)年には注文住宅への進出も果たしています。浜名湖パルパルは、お客様に再び魅力を感じてもらうため新アトラクション導入などでリニューアル、1999年に浜名湖オルゴールミュージアムもオープンしました。遠鉄百貨店は1999年度には静岡県全域における一番店のポジションを得るまでに成長、遠鉄ストアも2003(平成15)年度には26店舗を擁するまでに成長しました。

注文住宅 ブライトG

注文住宅 ブライトG

浜名湖オルゴールミュージアム

浜名湖オルゴールミュージアム

遠鉄グループ
70年の歴史
1943年 - 1973年 1973年 - 2003年 2003年 - 現在