いつでもそばに。「地域の総合生活産業」へ 2003(平成15)年~現在 いつでもそばに。「地域の総合生活産業」へ
2003(平成15)年~現在

遠鉄グループ
70年の歴史
1943年 - 1973年 1973年 - 2003年 2003年 - 現在

「地域に根ざす企業集団」の、さらなる総合力発揮へ

2003(平成15)年以降の遠鉄グループの活動を象徴する取り組みが、遠鉄グループ共通ポイントカード「えんてつカード」のサービス開始です。従来、グループ各社で個別に発行してきたポイントカードを統合したもので、「地域に根付いた企業集団として、全部門・全グループ会社が一つになり、遠鉄グループを利用する明確な価値をお客様に提供しよう」という理念に基づいています。さらに、地域貢献も「えんてつカード」導入の重要なテーマでした。県西部地域のお客様の生活に密着したカードに育て、地元企業を中心にパートナーを組むことで、地元経済の活性化につなげたいという想いがそこにありました。

「えんてつカード」は、2008(平成20)年に募集を開始し、1年で会員数は35万人を突破。2013(平成25)年10月末時点で、50万人を超えています。この広範な支持が、よりお客様のニーズに応える商品・サービス開発の背景にもなります。このように、グループの総合力を発揮することで、さらにお客様との距離を近いものにするというのが、現在そしてこれからの遠鉄グループのテーマです。各部門での代表的な取り組みをご紹介します。

 

鉄道 第2期高架化の実現

周辺道路の渋滞緩和や、事故削減のため進められていた第2期連続立体交差事業は、2012(平成24)年11月に、無事に高架開通を迎えました。助信駅から馬込川交差付近までの約3.3kmが対象となり、21ヵ所の踏切が撤去されました。これにより周辺の道路交通はスムーズな流れへと一変しました。

新浜松駅方面に延びる高架化された線路(曳馬駅周辺)

新浜松駅方面に延びる高架化された線路(曳馬駅周辺)

 

バス・電車共通「ナイスパス」

2004(平成16)年、日本で初めてのバス・電車共通のICカード「nice・pass(ナイスパス)」の全面運用が開始されました。お客様の利便性向上につながる施策の集大成とでもいうべきもので、浜松エリアのみならず、日本全国で大きなニュースとして取り上げられました。

非接触ICカード ナイスパス

非接触ICカード ナイスパス

 

セントレアへの直行バス「e-wing」

2005(平成17)年2月、中部国際空港セントレアの開港に合わせ、直行バス「e-wing」が運行を開始しました。1時間間隔で運行するダイヤ設定、駐車場完備によるパーク&バスライドという新しいスタイルの提案や乗換え不要という利便性の高さ、新幹線よりもリーズナブルな価格設定など、数々の利点・優位性が支持され、運行開始からわずか4カ月後の同年6月に乗車10万人を達成しました。

中部国際空港直行バス「e-wing」

中部国際空港直行バス「e-wing」

 

「e-LineR」で高速路線バス事業に参入

遠州鉄道が運行する高速路線バス「e-LineR/イーライナー」。この事業の皮切りとなったのが、2010(平成22)年7月に開設された、浜松(浜松駅バスターミナル)と横浜(山下公園前)とを結ぶ路線です。横浜は首都圏の玄関口として首都圏各地へのアクセス性も高く、ビジネス用途のお客様にも活用していただけます。2011(平成23)年3月には、「イーライナー渋谷・新宿線」が運行を開始し、首都圏への移動の利便性が一層高まったほか、同年12月の大阪線スタートで、関西圏に向かうお客様の足としても活躍するようになりました。

イーライナー 横浜線

イーライナー 横浜線

 

JR菊川駅周辺の総合開発

不動産事業における、近年の最も大きな取り組みは、2012年から始めた、JR菊川駅周辺の総合開発です。菊川駅の南西側に分譲マンション「ブライトタウン菊川」を、北東側には公園に隣接した戸建住宅用分譲地「ブライトスクエア菊川」の開発を進め、さらに2013年4月には、菊川駅北側の4万4千㎡もの広大な土地に、大型複合商業施設「えんてつ菊川ショッピングセンター」をオープンさせました。こうした、遠鉄グループが主導した菊川駅周辺の開発は、市街地活性化を促すものとして市民や行政関係者から大きな期待が寄せられています。

ブライトタウン菊川

ブライトタウン菊川

 

遠鉄百貨店 新館の建設

遠鉄百貨店新館は2011(平成23)年11月にオープンを迎えました。お客様のご要望であった「若い女性向け商品の充実」「地下食品売り場の大幅な拡充」などが実現しました。遠鉄グループにとっての新たなシンボルというだけでなく、地域住民の集いの場であり、浜松中心部のにぎわいを取り戻すランドマークとしての役割も担っていると意識しています。

遠鉄百貨店新館

遠鉄百貨店新館

 

遠鉄ストアの新業態「フードワン」

2006(平成18)年、遠鉄ストア佐鳴台店は建替えを行い、新しい戦略業態「フードワン」の1号店として新オープンしました。「この地域でこの店にしかない商品(食品=フード)サービスを提供するオンリーワンの店を目指す」という意味を込めた新ブランドの誕生でした。高級感あふれる店内と、こだわり商品を充実させた店舗に生まれ変わって、競合ひしめく激戦区で存在感を示すことに成功しました。その後も、地域のお客様の特性に応える戦略業態として「フードワン」は出店を重ね、2013年10月末時点で6店舗を数えています。

フードワン佐鳴台店 店内の様子

フードワン佐鳴台店 店内の様子

 

ホテルウェルシーズン浜名湖

「遠鉄ホテルエンパイア」が、2009(平成21)年に、個人や少人数のお客様をターゲットとした「ホテルウェルシーズン浜名湖」としてリニューアル。2006(平成18)年に大規模リニューアルした「ホテル九重」や、2007(平成19)年営業開始の「湖上百景浜名湖かんざんじ荘」とともに、現在の旅行スタイルの流れに応えていきます。

ホテルウェルシーズン浜名湖

ホテルウェルシーズン浜名湖

 

新規事業

遠鉄グループは、変化するお客様のニーズや市場動向を先取りして、新規事業の開発やエリア拡大にチャレンジを続けています。2009年、遠州鉄道は介護サービス事業への参入を正式に表明、介護施設「ラクラス上島」をオープンさせました。県西部でも、世帯構造の変化に伴う高齢者世帯の増加は顕著で、地域に密着した「安心・安全」の提供へのニーズは、今後も高まることが想定されます。2013年時点で、6拠点での運営体制となっています。また、2012年4月に開通した新東名高速道路の、浜松SA内の商業施設「NEOPASA(ネオパーサ)浜松」内に「遠鉄マルシェ店」をオープン。「遠州の楽市」をコンセプトに、遠州の特産品など遠鉄マルシェ店でしか買えない商品を揃えることで、地元のお客様からも遠方からのお客様からも支持を得ることに成功しています。

遠鉄マルシェ店

遠鉄マルシェ店

遠鉄グループ
70年の歴史
1943年 - 1973年 1973年 - 2003年 2003年 - 現在