総合職:フロント担当の仕事 総合職:フロント担当の仕事

チェックイン・チェックアウトだけでなく、
ホテル全体に目を配って指示を出す司令塔。

ホテルの業務は、最初にお客様のお出迎えをするフロントに始まり、厨房やレストラン、客室係や技術などたくさんのスタッフの働きで支えられています。
その中心となって、お客様にさまざまなサービスを提供する司令塔、それがフロント担当です。
※勤務の一例となる2日間の勤務スケジュールをご紹介しております。

[ ウェルシーズン浜名湖:総合職(フロント担当) 江間 拓夢 ]

2日間のナイトシフト
勤務スタート!

13:00

業務開始

ホテルは24時間稼働している施設です。そこで、ここでは泊まり勤務となるナイトシフトを紹介しましょう。ナイトシフトでは、13時から業務スタート。出勤したら制服に着替え、気持ち新たにタイムカードをプッシュ。2日間の勤務が始まります。

13:20

点呼

前日の責任者から、本日お越しになるお客様についての詳しい情報を引き継ぎます。確認が必要なことや、変更があった点なども併せて共有し、ミスが発生しないように情報共有をします。
点呼

13:40

確認作業等

フロントはお金を扱う業務です。引継ぎ台帳やレジの釣銭の確認は念入りに。そしてキーボックスにルームキーが入っているか等、お客様をお迎えするための確認作業を進めます。もしも気になることがあったら、すぐに各部署に連絡。問題を解決して、万全の態勢でお客様をお待ちします。
忙しくても常に
丁寧に対応します

14:00

チェックイン・
部屋案内

ウェルシーズン浜名湖は、14時からチェックインが始まります。手続きを済ませて、パルパルやロープウェイへ行かれるお客様の荷物を預かったり、先に入室される方をお部屋までご案内したりと、フロントが一番忙しくなる時間帯です。
チェックイン・部屋案内

18:00

シャトルバス・小旅行締め

翌日の浜松駅までのシャトルバスや、小旅行「遠州道中膝栗毛」の予約受付が18時で締め切りになるので、リストをまとめて人数を確認。とはいえ締め切った後に急遽申込みが入る場合もあり、そんなときは臨機応変に対応します。繁忙期にはレストランのヘルプに行くことも。
全体を把握して
動くことが大事です

19:30

翌日の確認

翌日にチェックアウトされるお客様や、明日のチェックイン情報、日帰りのお客様の予約情報など、明日のお客様の動きを確認します。確認作業中もお客様がフロントへいらっしゃったり、電話で問合せがあったりするので、常にお客様に気を配りながら仕事を進める必要があります。
翌日の確認

22:00

翌日の準備

翌日の業務がスムーズに行えるように、領収書の補充やフロント周りの整理、書類等の準備をします。

24:00

業務終了・就寝

ナイトシフトは泊まり勤務なので、ホテル内にあるスタッフ用の休憩室で翌朝まで休みます。
引継ぎは確実に!

7:20

業務開始

ナイトシフト2日目は、6時過ぎには起床。7時20分からフロントで業務を開始します。夜の間は夜間責任者がいますので、夜間の出来事の報告を受けます。特に対応する事項がなければ、ロビー周りの掃除をして、チェックアウトの準備に取り掛かります。
業務開始

7:45

精算・チェックアウト

チェックアウトは、ホテルの最後のおもてなし。精算する金額に間違いがないよう慎重にやりとりし、お客様に気持ちよくホテルを後にしていただけるよう細心の注意を払います。

10:00

売上集計業務

チェックアウト業務が一段落するころ、レストランや売店など、レジを持つ各部署から売上が報告されてきます。フロントではそれらを取りまとめて、ホテル全体の売上の集計を行います。
状況に合わせて
柔軟に対応します

13:50

業務終了

売上の集計が終わったら、一通りのナイトシフトは終了です。後は状況を見ながらフロントでお客様の応対をしたり、華咲の湯のフロントを手伝ったり、定時になるまで業務を続けます。これらは代表的なナイトシフトの流れですが、天候不順やお客様の体調不良、館内での迷子の発生など、さまざまな出来事が起こるのがホテルです。それらのハプニングに冷静に対応し、スタッフの力を結集してお客様の期待や信頼に応えていくのが、ホテルフロントの醍醐味です。
業務開始