パティシエ Uta Suzuki

原動力は「誰かを幸せな気持ちにしたい」。
憧れの先輩といろいろなスイーツ作りに挑戦。

パティシエ
鈴木 詩 [ ホテルコンコルド浜松 | 2017年度入社 新卒採用 ]

遠鉄観光開発を選んだ理由

中学生のころからお菓子作りが趣味で、クッキーやクレームブリュレが得意でした。友達にプレゼントしたり、みんなで一緒に食べたりしているうちに、人を幸せな気持ちにできるお菓子作りを自分の仕事にしたいと思うようになりました。その後、専門学校の洋菓子専攻へ進学。その授業でホテルコンコルド浜松のパティシエからウエディングケーキの作り方を教わり、「この先輩たちと一緒にウエディングケーキを作りたい!」と思い入社を決めました。

私の仕事

レストランのバイキングで出されるケーキ・ムース・プリンといったスイーツからウエディングケーキ、ホテル内で販売される商品まですべて手掛けています。スイーツ作りの工程は、大きく分けると、フルーツカットやスポンジ作り・タルト生地の焼きなどの「仕込み」と、クリームなどをデコレーションする「仕上げ」の2つがあります。ホテル内で販売されるケーキ類は約8種類あり、最近では季節に応じた新作のレシピ作りも任されるようになりました。イチゴや梨、栗などその季節の旬の食材を使い、試作を繰り返しながら新作を作り上げて、お客様に喜んでいただけると大きなやりがいを感じます。

仕事のやりがい、思い出に残っている体験

ホテルのパティシエの魅力は、街のケーキ屋さんやレストランとは違い、幅広くスイーツづくりを経験できるところです。具体的には、各種仕込みの他、バイキング用のデザートのレシピ作り、店頭で販売するスイーツ、ラウンジで提供するアフタヌーンティーセットのメニュー作りまでいろいろなことにチャレンジさせてもらいました。また、お客様の前でケーキ作りを披露することもあります。ずっと憧れていたウエディングケーキは、専門学校で指導を受けたパティシエの先輩たちと一緒に作っています。ジャパンケーキショーではバタークリーム仕上げ部門で銅賞を獲得するなど、ホテルでの経験が私をパティシエとして成長させてくれました。

当社や観光業界を目指している方へ

好きなことを仕事にするのは簡単ではありません。ホテルは扱うスイーツの種類が多く、あらゆる工程を自分でやりきらなければなりません。さらに休日には他店のケーキを食べ歩き、SNSや雑誌などで流行りのスイーツを調べて、常に新しいレシピ作りのヒントを探しています。すべては、お客様に「おいしい!」と言っていただくためです。パティシエという仕事をもっと楽しみながら、これからも続けていきたいです。